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2009年11月 7日 (土)

山・自然・旅

ようこそ、山・自然・旅のベースキャンプ、ブルーマウンテンロッジへ。最近の記事欄からお入り下さい。ブルーマウンテンズギャラリーやギャラリートレイルもご覧下さい。水源の森例会でお会いするのを楽しみにしています。/このコーナーは山と自然の特別な場所を「歩く、見る、撮る」青山舎の取り組みをお伝えします。
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014008神山へ登る/随分昔から気になっていた山である。上賀茂の北側柊野の裏山で、名の通り神体山であるという。自然林で覆われ、低山ながら鏡もちのような山容は存在感がある。ロハスウォーキングの深泥池から木野を経て柊野、上賀茂のコースに入れさせてもらって首尾よく登ることができた。とはいえ地形図にある柊野グラウンドからの沢伝いの小道は荒れていて、歩きの人たちの目は点になっていて恐縮。尾根に出ると道らしくなり三角点のある頂上へ。すぐ下のかわいい磐座から東側にのびるカシの木の多い森の尾根伝いに続く道をたどり京産大へ下る。赤布などからわずかに登山者があるようだが、かつての整備された道も荒れていてまったく予想外であった。2009.11.7

BbAa悲しき長老さん/美山町自然文化村からの芦生の本の注文もあり、関西百名山長老ヶ岳へ。午後には寒冷前線が通過すると天気予報は告げていたが、思いのほかいい天気で由良川からの雄姿を写真にできた。仏主から近畿自然歩道を行く。谷沿いの電波塔管理道路であるが、紅葉が盛りで美しい。山頂下東屋から尾根伝いに登山道があるものの、山上一帯は手が入りすぎて落ち着かず、逃げるように森林公園へ下るがこれまた植林作業道で登山の味わいはまるでない。よってたかってよくも愛すべき長老さんをコケにしたものだ。七色の木と権現滝を見て、下乙見へ登山口をチェック。立派な看板が立てられていたがどうだろうか。仏主峠の峠道も気がかりだ。2009.11.1

Bb野坂岳へ何をしに行ったのだろう/天気がいいので余呉で用を済ませた後で写真を撮りに柳ヶ瀬トンネルを抜けて野坂岳へ行く。何しろスタートが12時前で、案内板には登り2時間30分とあって行けるところまで、という気持ちで登り始めるが、連日の登山にかかわらずひとり登る気軽さからかいたって快調。写真を撮りながらも、ハイペースのまま1時間10分で山頂ヘ到着。二ノ岳、三ノ岳あたりのブナ林は紅葉もぴったりで絵になる。山頂では人のいなくなるまでねばり、貸しきりで一服。高島トレイルの山々は霞んでいて写真にならないが、見るかぎりにおいては迫力があっていい。帰りもトレーニングがてら小走りで下り、行者岩へ立ち寄り50分であった。道はいいが傾斜がきついことからこうした時間差がでるのかもしれない。

AaBb山陰の名山へ/大山と比べるとスケールではかなわないものの、最高峰の山頂から火口をめぐる峰をめぐり、その火口の湖へも手軽に行くことができ、山の隅から隅まで歩いて楽しめるという面ではもっと高く評価されていいかもしれない。男、女、孫、子の4つの峰からなる三瓶山は手軽であるが、思う以上に登りがいのある山である。コンパクトに多面的な山の魅力を持っている。火口の室の内池を男三瓶山からひとまわりして最後の小三瓶山へ登りながら眺めると、ハート形に見えるのもご愛嬌。2009.10.25

054関西百名山の取材で青葉山へ/リストを見せられた時は三重嶽とか三国岳などがなく寂しい気もしたが、手軽でいい山を中心にしたそうで致し方ない。頼まれた山のなかでいくつか随分ご無沙汰のものがあるので登りに行かなければならないが、今日の青葉山もそうで、この間で立派な階段、クサリなどが設置されている。松尾寺から西峰に登り、東峰(頂上)まで行き引き返し今寺へ下る予定であったが、麓から秋祭りの太鼓や笛の音色も聞こえてきて、紅葉し始めたブナ林を見なければ、高浜海岸の展望台からの大観も、と気分がのってそのまま高野へ下ることに。古い火山岩でできた岩山は楽しさにあふれている。そのお陰で苦労して車まで戻り、今寺、中山寺の登山口もチェックし、とどめは高浜城山公園へ。ここからの湾ごしの姿はまさに絶品。2009.10.18

20091024_03020091024_048秋の大日三山へ/かの昔の思い出の山へ一昨年に続き行くことができた。今回は室堂から三山を登るものだが、その時は称名滝から三山を登り劔岳へ向かったもので、立ちふさがる見えない壁を越える大きな意味を持っていた。そうしたなつかしい場所だが、山は何も変わらず悠然としたものだ。とはいえ大日小屋からの劔岳はひとまわりもふたまわりも大きく見える。大日は変わらず登れても、今の私にとって劔岳は昔とはちがい敷居が高くなっているようだ。そのかわりに好ましい秋の大日平の風景は数倍も身にしみる美しさだ。2009.10.4


YariddYariff北アルプス縦断3/槍の穂先へ無事皆が立つことができ、幾度も振り返りながら意気揚々と西鎌尾根へ。足の弱い人にとっては、しばらくは不安定で気の抜けない岩尾根の道が続くが、硫黄谷乗越あたりでようやく緑の尾根となり、緊張感もほぐれる。とはいえ鏡平までは長丁場であり、ガスが切れるのを待っての穂先往復でスタートが遅くなったこともあり、叱咤激励して何とか双六小屋へ。5時をまわる旨の連絡を頼んで、小池新道を進む。ガスが切れ日射しが出て立派なブロッケンが現れ、やがて再び槍が姿を姿を見せる。鏡平の夜はその槍からの満月の月の出も楽しめ、燕からの思い出深い北アルプス縦断のフィナーレを飾った。2009.9.7

YariaaYaribb北アルプス縦断2大天井岳から槍へ/喜作新道はわずかにつながる尾根に続き、開拓者の槍への強い憧れを思い知る凄さであるが、私たちはガスの中を一歩一歩確実にギャップを越えてゆくだけだ。おびただしいクサリやハシゴ。長い東鎌尾根を登り切るとヒュッテ大槍へ。雷が近くで鳴り始めたので、尾根道を諦め殺生経由で肩の小屋へ。そして翌朝、ガスが切れるのを待って槍の穂先へ。皆は山頂へ立ちたい一心でがむしゃらに登り始める。皆を誘導する私はその姿を見て、何としてもその願いを叶えるべく大声で指示を出し続けるのであった。2009.9.5

TsubakuroaaTsubakurobb北アルプス縦断1燕岳から大天井岳へ/今年の夏山のとどめは、燕から槍を越えて鏡平への5日間の山旅であり、小池さんの双六山楽共和国をめざす。露天風呂の素晴らしい中房温泉有明荘に泊まり、朝霧の中を燕岳へ。ベンチごとに休み、山のブルーベリーを摘みながら燕山荘まで登ると、霧が切れて山頂が顔を出す。花崗岩の岩が作り出すおとぎの国のような山頂で握り飯をほおばり、至福のひとときをすごす。さらに今日の宿泊地大天荘めざして快適な尾根を進む。足の弱い人にはきつい長丁場のコースだが、何とか大天井岳山頂の小屋へたどり着く。こうして山旅ははじまった。2009.9.3


NishihobbNishihoaa穂高入門コース/夏の山旅は続く。これからどんどん登りたい、体にあわせてしんどい山から楽な山へ、という人たちと西穂高独標へ。ぱっとしない天気予報の中を登ってゆくと、日頃の行いのいいのか時折ガスが切れて山が姿を見せる。そのたびに歓声を上げながら、独標の岩山の下へ到着。登れるだろうか、登ったとしても下りが恐そう、皆に不安がよぎる。穂高入門コースにふさわしい小さな頂きだ。ここからいろんなドラマが始まることになる。2009.8.29

ShiomiaaShiomicc塩見へ/今年もこの山へ多くの人を案内する。鹿塩温泉に泊まる日に時間があり、秋葉街道古道案内を手に入れて興味深い塩の道を少し歩く。塩見小屋では何とか山頂が望めたが、翌朝ガスと強い風のなかを登るはめに。それでも三伏峠まで下ると天気が回復し、夕焼け、朝焼けのパノラマを楽しむことができた。足並みが揃えばオプションメニューに事欠かないのだが、現実は往復がやっとの人がほとんどであり、案内のしがいがないというのは少々さびしい。2009.8.24

KitadakeddKitadakecc北岳3193/昨年は雷雲に占領された山頂を急ぎ足で駆け抜けたが、今年は穏やかに山頂の憩いを楽しむことができた。真新しい三角点標石が設置され、改めて測量されて標高が3193m、毎年4mm隆起し続けていることが明らかになっただけに、今までと違う新鮮な気分で時間を過ごす。肩の小屋の朝はちょうど富士山の分だけ雲が切れ、確かな一日一日の始まりを感じさせる壮大な風景を味わうこともできた。大樺沢の例年になく多い雪渓、草すべりのお花畑といい、富士山に次ぐ高さの山は幾度訪れても味わい深い。2009.8.9

ArashimaccArashimadd荒島岳へ/春から例会で予定していたが、天候がいつもすぐれずのびのびとなっていて、気にかかっていたので法恩寺山林道の下見がてら出かける。ひとりであれば、霧のブナ林は願ってもないことであり、暑さもいくぶんましなこともあって思ったより早く山頂に着くことができた。一等三角点の標石のまわりは、シモツケソウやクガイソウ、ハクサンフウロなどが満開でさながらロックガーデン。この山にして貸し切りで山頂の憩いとはなんとも贅沢な話だ。最近は人を案内することが多くスローペースに身体が馴染んできて少々危機感があるので、ひとりの時はいつもトレーニングを兼ねることにしている。もっとも写真を撮りながらだが、登り2時間、下り1時間半であればまずまずといったところだろう。下りでイノシシかクマか見えなかったが至近距離で遭遇し、相手がいち早く気づき、慌てふためいて猛烈な勢いで笹の斜面を下っていったが、私の目標はまさに生きものがお手本とするだけに感動的であった。静かであれば荒島岳もなかなかいいものだ。ガスが切れず、展望台小荒島は次回のお楽しみととして、今日のもうひとつの目的である法恩寺山林道偵察へ急ぐ。白山越前禅定道も長いこと課題であり、スキージャム開発によって経ケ岳へシフトせざるを得ないが。林道銚子ケ口展望台脇の保月登山口や中の平林道交差点の禅定道の様子を見届け、霧に霞む弁ヶ滝と御堂之滝の絶景も堪能することができた。2009.7.31

Sannosawacc今年の三ノ沢岳/昨年より10日ほど早いが、今年は雪融けが遅れていることもあって百花繚乱のお花畑には少し早かった。それでも浄土乗越への道や極楽平ではヒメウスユキソウが開いていて、尾瀬のホソバヒナウスユキソウに続きこのシンボリックな花を楽しむ。梅雨でありながら天気も高曇りでここならではの南アルプスの大パノラマも見ることができたし、意外に手ごわい?三ノ沢岳往復も落伍者が出なかったのは幸いであった。静かで変化に富む孤高の峰の山登りは楽しい。2009.7.11-12

Oesitugenaa今年の尾瀬/至仏山登山解禁直後の週末とはいえ今年は人出が少ないようで、木道でのすれ違いもわずかで至仏山荘も空いていて、思いがけなく「静かな尾瀬」を堪能できた。至仏山に登った夜に大雨が降り尾瀬ケ原や尾瀬沼はしっとりとして、改めてその素晴らしさに感動。山にはウスユキソウが溢れるほどに咲き、原一面にニッコウキスゲの花が開き始めていたが、多種多様な花の多さといい周囲のブナ林の広さといい、ここは他に類を見ない特別な場所にちがいない。2009.7.2-5
Gonamitogeaa五波峠から中山谷山へ/美山のかやぶきの里や自然文化村へ青山舎の本の補充で小浜宮脇書店から五波峠を越えて向かったが、峠の森の新緑であまりに美しいので車を停めて、権蔵坂から中山谷山への先の例会のコースとこの峠をつなぐべく歩いてみた。30分あまりの区間で、途中にスギの植林地があり緑の回廊という訳にはいかなかったが、十分満足できるコースであった。踏み跡には若丹国境尾根と書かれた古いプレートがあったが、ブナ混生林の濃密な森の佇まいから芦生の森外縁として私は注目したいと思う。移行帯の貴重な原生林の広がりを知る上で、中央分水嶺側からこの若丹国境尾根側をひとまわりすることはとても有意義なことにちがいない。2009.6.12

Gonzouzakaaa二つの若狭街道/日本海側のモノが京の都へ運ばれた道であることから「京街道」とも呼ばれている。今日では国道367号と303号が東ルート、西ルートが162号として知られるが、これは荷車で運ばれるようになってからのもので、歩荷の時代にはそれぞれ山越えの最短ルートがあった。東ルートは小浜、遠敷、針畑、久多、大原、鞍馬、出町と続く、「京は遠ても十八里」の鯖街道として知られる。西ルートはそれより短く、小浜、名田庄、芦生、佐々里、山国、雲ケ畑、鷹峯、千本と続く。京都での北山歩きが高じると「若狭越え」が待っている。いくつもの峠や峰を越えてキャンプをしながらの2泊3日の山旅だ。まさにこの二つの若狭街道歩荷ルートをたどるものに他ならない。車道になっている峠は避け、登るにふさわしい峰へ立ち寄ることでコースは多少アレンジされる。そうしたなかでワンダラーの夢をかき立ててきたのが廃道となった「幻の峠」の存在であり、東では丹波越、西の権蔵坂(写真)である。共に自然境であり、かすかに残る道形を探し、伝っての山歩きは素晴らしいの一語。2009.4.18

Shoryujiaa桜の旅/今年は遠出をしなかったが、なぜか桜を見ながら旅心の気分にさせられた。こだわりの糸の一本がこの間で切れ、すぐに修復できたのだが気持ちが多少揺れたことは否定できず、そうしたことが関係しているのかもしれない。ともかくも好天続きで例年になく美しいものであった。花は瞬間的に非日常状態を作り出し、私の気持ちを遠いところへ誘う。2009.4.10

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